チーム活動

感染対策チーム(ICT)

感染防止対策委員会の実動部隊として、2006年に感染対策チーム(infection control team:ICT,以下ICT)が設置されました。
多職種で協働し、患者様・ご家族、全職員に安全で清潔な療養環境と労働環境を提供できるよう組織横断的な活動をしています。

チームメンバー

チームメンバー

医師 2名、うち1名は感染制御医(infection control doctor:ICD)
看護師

3名

  • 感染管理認定看護師(certified nurse in infection control:CNIC)

  • 看護部感染対策委員長

  • 医療安全管理者

薬剤師 2名
臨床検査技師 3名
事務員 1名

ラウンド

定期的に院内全体をラウンドしています。
現場で感染対策がどのように実施されているかを把握し、必要時は指導・改善案の提示、改善確認などを行います。すべての職員がマニュアルに沿った適切な対策が実践できるよう、継続した取り組みをしています。

院内全体をラウンド

サーベイランス

院内で発生する感染症や耐性菌・手術部位感染・血流感染などの動向を監視し、現行の感染対策の評価、アウトブレイクの早期発見や予防につなげています。

耐性菌サーベイランス

細菌検査は外部に委託していますが、検査結果を速やかに現場に報告できるよう院内外の体制を整えています。検査結果をもとに病棟ラウンドを行い、必要な対策が確実に実践できているかを確認します。耐性菌によるアウトブレイクは発生していません。

耐性菌サーベイランス

職員研修

病院や職種の特色・ニーズに応じたテーマを取り上げ、“実践に活かせる”ことを主点とした研修を企画・運営しています。

2019年度第1回職員全体研修(2019年7月)

「感染対策のために日々意識すること」

「感染対策のために日々意識すること」 1
「感染対策のために日々意識すること」 2

感染症にならないために、感染症をひろげないために意識して実施することを再確認しました。講師は、感染管理認定看護師(神鋼記念病院)

2018年度第2回職員全体研修(2018年12月)

「インフルエンザ感染対策」

2018年度第1回職員全体研修(2018年7月)

「流行性ウイルス感染症の予防」
-麻疹・風疹・水痘・流行性耳下腺炎にかからない自信がありますか-

「流行性ウイルス感染症の予防」-麻疹・風疹・水痘・流行性耳下腺炎にかからない自信がありますか-

感染症に罹らないための知識だけでなく、抗体も備えておくことの重要性について学びました。講師は、河野医師(内科、ICD)

2017年度第2回職員全体研修(2017年12月)

「感染症の季節に備えて」
-なにするん?どうするん?流行前に確認しよう!-

2017年度第1回職員全体研修(2017年7月)

「食中毒の原因と予防」
-予防策のポイントを知り、美味しい夏をすごしましょう!-

2016年度第2回職員全体研修(2016年12月)

「嘔吐物の処理と消毒」
-適切な対応で二次感染を防ごう!-

2016年12月 「嘔吐物の処理と消毒」 -適切な対応で二次感染を防ごう!- 1
2016年12月 「嘔吐物の処理と消毒」 -適切な対応で二次感染を防ごう!- 2
2016年度第1回職員全体研修(2016年7月)

「蚊と感染症」
-海星病院職員として知っておくと役に立つ話-

2016年7月 「蚊と感染症」 -海星病院職員として知っておくと役に立つ話-

南米でジカ熱がアウトブレイクしたのを機に、蚊媒介感染症(ジカ熱・マラリア・デング熱等)について学びました。講師は、輸入感染症の診療に携わっておられる山本医師(国際内科)

2015年度第2回職員全体研修(2015年12月)

「嘔吐物の処理方法」
-適切な対応で二次感染を防ごう!-

2015年12月 「嘔吐物の処理方法」 -適切な対応で二次感染を防ごう!- 1

講義で注意点を確認した後、
いよいよ演習開始です

2015年12月 「嘔吐物の処理方法」 -適切な対応で二次感染を防ごう!- 2

模擬吐物を使い
実際に処理をします

2015年度第1回職員全体研修(2015年7月)

「選んでみよう、着けてみよう」
-防護具の選択と正しい着脱方法-

「選んでみよう、着けてみよう」 -防護具の選択と正しい着脱方法- 1

現場で実践できるよう
手指衛生の正しい方法を身につけます

「選んでみよう、着けてみよう」 -防護具の選択と正しい着脱方法- 2

エプロン・マスク・グローブの
正しい着脱方法を練習します