診療科のご案内

眼科/アイセンター

受付時間

  • 当院ではレーシック治療は行っておりません。

緊急手術/入院は可能な限り対応しておりますが、必ず事前にご連絡ください。尚土曜日に関しては担当医によっては対応できない疾患がございます。

安積Drの診察を希望される患者さまへ

2012年5月より初診で安積Drの診察を希望される場合は、医師からの安積Dr宛の紹介状が必要となります。
ご不明な点は眼科外来受付にてお尋ねください。

眼科・アイセンター

手術実績

主な手術件数
手術項目/年度 2019 2020 2021 2022 2023
白内障手術 996 679 707 919 911
網膜・硝子体手術 254 258 221 197 212
(硝子体注射) 921 889 803 800 823
緑内障手術 21 11 8 28 30
眼瞼下垂症手術 75 59 37 48 54
涙道手術 7 12 6 4 10
角膜移植術 4 9 6 5 9
眼腫瘍手術 151 104 121 135 130
バセドウ病手術 84 62 74 72 71
その他 237 236 259 243 268

医師紹介

副院長
部長
アイセンター長

安積 淳

1988年 神戸大学医学部卒業
1991年 マイアミ大学 研究員
1992年 テキサス大学 研究員
2002年 神戸大学医学部附属病院眼科講師

【医学博士】

  • 日本眼科学会認定専門医
  • 日本眼炎症学会理事
  • 日本眼腫瘍学会理事
  • 日本眼形成学会理事兼監査
  • 隈病院非常勤医師
  • 兵庫医科大学 臨床教育教授
  • 神戸大学 臨床教授

<<専門分野>>
眼炎症
眼腫瘍
眼形成

副部長

金井 友範

2009年 岡山大学医学部卒業

  • 日本眼科学会認定専門医

<<専門分野>>
角結膜疾患
網膜硝子体疾患
白内障
斜視

医長

吉川 敦子

2013年 神戸大学医学部卒業

【医学博士】

  • 日本眼科学会認定専門医

<<専門分野>>
網膜・ぶどう膜炎

医長

村井 佑輔

2015年 長崎大学医学部卒業
2022年 神戸大学大学院医学研究科修了

【医学博士】

  • 日本眼科学会認定専門医
  • 神経眼科相談医

<<専門分野>>
緑内障
神経眼科
眼腫瘍
眼形成

岡 隼生

2019年 香川大学医学部卒業

中澤 碧

2022年 福井大学医学部卒業

松山 明美子

2022年 浜松医科大学医学部卒業

診療科方針

  • 幅広く眼科疾患に対する治療を行うことを目指します。

  • チーム医療を推進し、眼科疾患治療に総合力を発揮します。

  • 最新の医療技術の開発と導入に全力を尽くします。

主な眼科疾患と治療

白内障・眼内レンズ挿入術(手術実績:約1500症例/年)

白内障は眼内の水晶体(レンズ)が混濁するため視力が低下する疾患です。
手術形式は小切開+折りたたみ式レンズ挿入という本邦における標準的治療を行っています。
また、角膜疾患、ぶどう膜炎などの合併など、難症例が多いのも当院ならではの特徴です。
入院手術(片眼で5日間、2泊3日など短期入院)あるいは日帰り手術など患者様のニーズと病状に応じて最良の治療方針を選択して治療をしています。

白内障・眼内レンズ挿入術
網膜・硝子体疾患(手術実績:約300症例/年)

硝子体手術

当院では糖尿病網膜症、網膜剥離、硝子体出血、黄斑円孔、黄斑前膜、黄斑浮腫などあらゆる網膜硝子体疾患に対する治療が可能です。
また、小切開硝子体手術を導入し、より低侵襲の手術が可能になっています。

加齢黄斑変性症、網膜静脈閉塞症に伴う黄斑浮腫、糖尿病黄斑浮腫、近視性黄斑変性
(抗VEGF剤治療実績:のべ約850症例/年)

私たちの眼はカメラの構造に例えられることが多く、網膜はフィルムに相当します。
黄斑とは網膜の中心部に相当します。
加齢黄斑変性はこの黄斑が様々な理由(加齢・紫外線・喫煙など)で傷んでしまう病気です。
景色の中心が「ぼやける」もしくは「歪んで見える」といった症状が日常生活の問題となります。
最近、本邦でも増加傾向にあります。確定診断を行ったうえ、以下のような治療を行います。

糖尿病性網膜症

当院内科の糖尿病内科と協力し、糖尿病性網膜症の包括的な治療を積極的に行っております。

緑内障手術(手術実績:約20症例/年)

緑内障は視神経が進行性に障害され、視野障害を生じる疾患です。
早期発見、早期治療が重要です。
緑内障の疑いがある人には精密検査を行い、確定診断・治療指針を決定します。

眼窩疾患(眼形成・眼腫瘍)
治療主任 安積 淳
眼窩疾患(眼形成・眼腫瘍)

下記のような様々な眼外疾患に対して積極的な治療を行っています。また、甲状腺眼症に関しましても他院と連携し、ステロイドパルスと放射線治療の併用療法を行っています。

  • 甲状腺眼症

  • 眼腫瘍

  • 眼瞼外反症、内反症、兎眼症、眼瞼下垂

  • 涙道疾患

バセドウ病眼症に対する治療

バセドウ病で眼球周囲の眼瞼・眼窩といわれる組織に異常の起こることがあり、バセドウ病眼症(眼窩症)と呼ばれます。

眼瞼・眼窩組織に対する自己免疫疾患と考えられており、外眼筋(眼を動かす筋肉)、上眼瞼挙筋(まぶたを動かす筋肉)、眼瞼眼窩の脂肪組織に炎症がひきおこされ、バセドウ病に特徴的な眼瞼の腫れ眼瞼眼窩の脂肪組織に炎症がひきおこされ、バセドウ病に特徴的な眼瞼の腫れや眼球突出をきたします。
その程度は患者さんによって異なるもので、高度な場合は、視力低下や高度な眼球突出、複視が生じます。

角結膜疾患

当院では、ヘルペスや細菌・真菌による角膜感染症、免疫疾患、円錐角膜、角膜変性症、外傷、水疱性角膜症などさまざまな角膜疾患、重症のアレルギー性結膜疾患、ドライアイ、翼状片などの疾患に対して、角膜専門医による診療を行っています。

全層角膜移植、表層角膜移植、深層表層角膜移植、角膜上皮移植、輪部移植、羊膜を用いた眼表面の手術や角膜内皮移植など高度の手技を要する最先端の手術を積極的に施行しています。

以上のように当院では、角膜・結膜疾患に対するあらゆる治療が可能であり、すべて角膜専門医が担当しております。

コンタクトの専門外来を月曜日午前中に行っています。

角膜移植

下記疾病患者に角膜移植を施術しております。

  • 角膜の外傷

  • 遺伝性角膜異常

  • 感染によって生ずる角膜の瘢痕や潰瘍

  • 角膜内皮代償不全

  • 尖円錐角膜、白内障手術後の頻発性退化現象、老化

アイバンクからのドナー角膜が日本では極端に不足しており、当院ではこの問題を打破すべく、輸入角膜の使用など色々な方法でドナー角膜を入手しています。

角膜混濁 角膜混濁
同症例の角膜移植後 同症例の角膜移植後
その他の疾患

斜視・弱視(手術実績:約100症例/年)

当科には国家資格を有する視能訓練士が7名常勤しており、正確な視能評価、矯正が可能です。視能評価の難しい小児に対する診察、治療も積極的に行っています。

主な施設基準・施設認定

  • コンタクトレンズ検査料I
  • 治療的角膜切除術
  • 日本眼科学会専門医制度研修施設

学会などの施設認定一覧