整形外科 脊椎専門外来について

「整形外科 脊椎専門外来」を
開設致します

整形外科の中でも特に多い、
脊椎脊髄疾患の専門的な診療を行います。

当院では令和2年10月1日より整形外科 脊椎専門外来を開設致します。脊椎疾患の多くは変性(加齢変化)により背椎構造が変化し、その結果椎間板・椎間関節・傍脊椎筋群の機能低下や近傍を通過する神経の圧迫によりもたらされます。当院では、診察と検査により、症状が本当に脊椎に由来するのか、神経の圧迫によって生じているのかなどの診断を行い、患者さまに詳細に説明し、納得して頂いた上で、治療方針を立てます。手術は有効な治療ですが、すべての患者さまに手術が必要なわけではありませんし有効なわけではありません。その適応を見極めて患者さまが少しでも本来の健康状態に近づけるようお手伝いをします。

「整形外科 脊椎専門外来」を開設 イメージ画像

扱う主な疾患

腰椎圧迫骨折 イメージ画像
腰椎圧迫骨折

「最近、背が低くなった」「背中が丸くなってきた」と感じている方はいませんか?その原因の一つとして、知らないうちに背骨が骨折している可能性があります。“いつのまにか骨折”と称されるもので、放置すると頑固な腰痛に発展したり足の動きが弱くなることがあります。当外来では、骨折の状態を評価し、必要に応じて薬物療法やセメント充填術(BKP)、経皮的後方固定術など、適切な治療をご提案致します。

腰椎椎間板ヘルニア イメージ画像
腰椎椎間板ヘルニア

椎間板とは、背骨と背骨の間にあるクッションのような組織です。この椎間板に亀裂が生じて中身が飛び出した状態が椎間板ヘルニアです。ヘルニアにより神経が圧迫されることで強い足の痛みや腰痛を来します。当外来では状態に応じて、薬物療法、ブロック療法に加え、最新の椎間板内酵素注入療法を行い、可能な限り手術以外での治癒を目指します。

腰部脊柱管狭窄症・腰椎すべり症 イメージ画像
腰部脊柱管狭窄症・腰椎すべり症

脊柱管とは背骨の中にある神経の通るトンネルです。この脊柱管が年齢と共に、狭くなることで様々な症状を来します。安静にしていれば、ほとんど症状はありませんが、立ったり歩いたりすることで足がしびれて歩けなくなる間欠性爬行と呼ばれる症状や腰痛を引き起こします。重症化すると足の動きが弱くなったり、排尿障害につながる場合があります。病状に応じて、薬物療法やブロック療法、コルセットなどの保存的治療を行いますが、重症例に対しては、早期の手術が必要です。

頚椎症性脊髄症 イメージ画像
頚椎症性脊髄症

首の骨の脊柱管が狭くなることで、脊髄と呼ばれる脳からのびる神経が圧迫される病気です。脊髄が圧迫されることで、手足のしびれや歩きにくさを来します。不幸にも進行すると車いすでの生活を余儀なくされることもあり、注意が必要です。早期発見することで、悪化を未然に防ぐことが可能ですので、階段を降りる際に、手すりが必要になった方や、よく転ばれる方がおられましたら、当外来の受診をお勧めします。

椎間板内酵素注入療法
(ヘルニコア注入)について
※2021年1月より開始予定

椎間板内酵素注入療法(ヘルニコア注入)とは

背骨と背骨の間のクッションの役割を持つ椎間板の内部には、髄核という組織があります。この髄核が後方に飛び出て、神経を圧迫するのが椎間板ヘルニアです。ヘルニコアはヘルニアを起こしている髄核に直接注射して治療を行います。髄核には保水成分が豊富にあるため、ヘルニコアを髄核に注射することで、有効成分のコンドリアーゼが髄核内の保水成分を分解し水分によるふくらみを和らげます。結果として神経への圧迫が改善し、痛みや痺れなどの症状が軽減すると考えられています。

椎間板内酵素注入療法(ヘルニコア注入)とは イメージ画像
椎間板内酵素注入療法(ヘルニコア注入)とは
  •  ・投与によるアナフィラキシーの発現(かゆみ、蕁麻疹などの皮膚症状、腹痛、吐き気などの消化器症状、視野が狭くなるなどの視覚症状)の可能性があります。アレルギー体質の方はヘルニコアの治療に注意が必要です。
  •  ・過去に椎間板内酵素注入療法(ヘルニコア注入)を受けたことのある方は、再度この治療法を受けることができません。
  •  ・ヘルニアの形や出ている位置によっては、椎間板内酵素注入療法(ヘルニコア注入)の適応とならないこともございます。
  •  ・腰椎不安定症のある患者さん、またその疑いのある患者さんには椎間板内酵素注入療法(ヘルニコア注入)を行うことができません。
椎間板内酵素注入療法(ヘルニコア注入)とは
手術当日
  •  ・準備 … 病室にて注射・点滴などの事前準備を行います。その後、手術室へ移動します。
  •  ・治療 … 治療を行います。
  •  ・術後 … 病室へ戻ります。
    半日~1泊の入院となります。治療当日は入浴を控えていただきます。
術後1週

治療後1週間は腰に負担をかけないように心がけてください。

術後3週

退院後初回外来となります。痛みなどの症状が強い場合は、随時受診してください。

※上記は一般的な予定であり、
個人差があります。

整形外科 脊椎専門外来のご案内

ご予約については、下記までお問合せ下さい。

コールセンター 078-871-5201

受付時間:平日 8:30~19:00 土曜 8:30~17:00

外来診療日

月曜日 角谷 賢一朗 医師 9:00 ~ 11:00
水曜日 山本 潤哉 医師  9:00 ~ 11:00

担当医プロフィール

角谷 賢一朗 医師 (神戸大学 脊椎外科学部門特命准教授)

《専門領域》脊椎脊髄外科

《資格等》
  •  ・日本整形外科学会専門医
  •  ・日本整形外科学会認定脊椎脊髄病医
  •  ・日本脊椎脊髄病学会認定 脊椎脊髄外科指導医
  •  ・オリックス・バファローズ チームドクター
  •  ・兵庫県テニス協会 スポーツ医科学委員
整形外科 脊椎専門外来のご案内 イメージ画像