漢方内科
漢方医学の歴史
日本の漢方医学は、中国より伝来した医学をもとに、主に江戸時代に大きく花開きました。
日本の季候風土に合うように薬量を調整し、腹診法などの診断技術が加えられ、独自に発展したのです。
明治時代、政府により西洋医学が国の標準医学と決められたため漢方医学は一度すたれましたが、昭和に入り先人の努力により復興し、現在に至っています。
漢方薬とは?
漢方薬は、生薬と呼ばれる天然の植物、動物、鉱物由来の薬物の組み合わせで出来ています。
元々は、組み合わせた生薬を煎じ、その煮汁を飲みましたが、現在はエキス剤と呼ばれる顆粒状の薬剤が多く用いられています。
神戸海星病院漢方内科の特色
(1)東西医学の融合
疾患・症状によっては漢方治療よりも西洋医学の方が優れているものもあります。
また、西洋医学と東洋医学(漢方)両方を取り入れることで、より治療効果が上がる場合や西洋医学的治療で生じる副作用を軽減させることもあります。
当院では、漢方治療だけにこだわることなく東洋西洋両医学の『いいとこどり』を目指しています。
(2)入院中の漢方治療
当院は入院病床をもつ病院ですので、入院中の患者様にも漢方治療を行っています。
(3)鍼灸治療の併用
漢方治療と鍼灸治療は東洋医学の両輪です。当院併設の鍼灸科と協力して、より質の高い治療を提供致します。
漢方内科の対象となる疾患
基本的に全身のあらゆる病気、症状の治療を行います。
ただし、明らかに西洋医学治療の方が優れていると思われる疾患に対しては、漢方治療をおすすめしない場合もありますのでご了承下さい。
漢方が比較的得意としている疾患・症状は以下のようなものです。
冷え症、のぼせ、めまい、ふらつき、むくみ、更年期障害、月経不順、生理痛、頻尿、尿もれ、便秘、慢性下痢、お腹が張る、汗かき、寝汗、食欲不振、胃もたれ、万年風邪、虚弱体質にともなう症状(風邪を引きやすいなど)、老化にともなう症状、検査をしても異常のない症状、その他